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昔のトムとジェリーのウンチク

 突然ですが、今日は私のこだわりの一つであり、皆さんもよくご存じの「トムとジェリー」について語りたいと思います。

 
 トムとジェリーは我々が子供の頃から、夕方常に再放送されており、ご存じの方は多くいらっしゃると思います。この夕方の再放送を見て、ぎゃははは。。。と大笑いしていたのは、トムとジェリーの第1期であります。以下の話は全て第1期に限った話ですのでご了承ください。
 
 さて、この第1期というのは、1940年代にアメリカの映画会社メトロゴールデンメイヤー(MGM)がウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラの2人のアニメーターに製作を依頼して作られたものです。しかし、当時は最初からトムとジェリーというタイトルはなく、映画館での映画と映画の合間に上映されたのがはじまりなのです。その後、映画で上映され評判を呼び、テレビ化され、トムとジェリーと言うタイトルになったのです。
 
 我々が子供の頃、何回再放送されたか分からないくらい再放送されていたトムとジェリーですが、最近はほとんど再放送されていません。なぜでしょうか。これにはいろいろな諸説があり、私の個人的な意見も含めてまとめると次のような理由によるものだと思われます。
 
1)暴力的である
 
2)差別的表現や発言がある
 
3)日本の声優さんの版権の問題が解決していない
 
4)教育上良くない表現がある(喫煙シーンなど)
 
等が考えられます。
 
しかしながら、コンビニでワンコインで売っているDVD、かつてのレーザーディスク、VHSなどでは販売されていました。これらに収録されているのは、上記の放送されない原因に抵触しない、またアカデミー賞を受賞したような無難なタイトルばかりが収録されているものと思われます。それゆえ差別的表現満載の「南の島には●●がいたよ」は公になることはもうないでしょう。
 
 お父さんになった人が子供にトムとジェリーを見せて一番がっかりしたのは、声優さんが異なるという点です。我々が子供の頃見ていたトムとジェリーの声優さんは、八代駿・藤田淑子コンビであります。ナレーションは、谷幹一。特に藤田淑子さんは、一休さんの声で有名ですね。元々トムとジェリーというのは、無声映画として作製されました。上記の声優さんやナレーションが入っているのは日本特有のものだと思われます。現在販売されているDVDは画像が綺麗に書き直され、セリフ、ナレーションはほとんど入っていません。入っていても子供の頃の声優さんと違うので違和感を感じたお父さんはたくさんいるはずです。
 
 さて、この一番人気の第1期ですが、全部で114話作製されました。が、3話は同じタイトルが映画館用にワイドサイズに変更されただけなので、日本では放送されていません。つまり、少なくとも日本で放送されたのは111話と言うことになります。この111話を作製年順に見ていくと、「こち亀」同様、描画がどんどん変わっていくのがわかります。第1話では、かなり背景もトムとジェリーも細かく描画されているにもかかわらず、最後の方ではかなり、手を抜いた?ような簡素な描画に変わっています。同様に最初の方ではトムはちゃんと猫らしく四足歩行していますが、途中から二足歩行になります(笑)。同様に初期の頃、太った黒人のお手伝いさんのように足だけで人間の顔が画面に出ることはありませんでした。が、途中からお手伝いさんではありませんが、人間の顔が出るようになりました。このように111話も作るといろいろと趣向も変わっていくんですね。

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会社名

Smart Design

住所

東京都千代田区

設立

2013/11

代表

鈴木 敏夫

資本金

5,000,000

社員数

5